零度の華 Ⅰ




「頬に傷がある男でしょ?騒ぎになっているから知っているよ。僕はただ、確かめたいんだよ」


『それが無知だって言ってんだよ』



天使(エンジェル)は分かっていないようだ



『俺が簡単に顔を曝す出すとでも思ったのか?顔なんていくらでも変えることができる。低脳のお前と同じ立ち位置で考えてもらっては、困る』





天使(エンジェル)はまるで猫のように怒り毛を立てていた

天使(エンジェル)という存在よりは小動物の方がお似合いだ


あたしの最後の一言に怒りを見せるだけで、"顔を変える"ということに触れてこない




何故、お前が低脳か思い知らせてやろうか


あたしはフードに手をかけ、ゆっくりととる



目を見開き驚く天使(エンジェル)に思わず鼻で笑ってしまう

天使(エンジェル)は固まったままだ



誰だって衝撃は受けるよな



いきなり"別モノ"になっていたら




そう、あたしは男ではなく"女の姿"なのだ