零度の華 Ⅰ



押しているのはサクラ


だが見た限り特別強いとは感じない

恐怖した最初の仕事をこなした時の方が強かったと思う雲雀



「てめぇ。遊んでいるのか?」


『衰えているお前に手加減しているだけだ。すぐに死んでもらっては面白くないからな』



ボスと渡り合っているだけでも強いのに、これで手加減だと言うサクラ




「ナメてんのか?あ"ぁ"?」


『あたしより弱い奴をナメて何が悪い』





サクラは刀をボスの腹部に刺す


鮮明な赤が零れ落ちる



苦しむボスから刀だけ外し、背中を向けて雲雀のもとへ向かおうとすると........




「サクラ!」


『ッ!』



ボスはサクラに流れるような傷を背中につける


「誰が、弱いだ!餓鬼のくせに、俺に、大口叩いてんじゃ、ねぇぞ!」




息を切らしながらも怒りをぶつけるボス


サクラは振り返りボスを睨み、思いっきり肩のあたりに刀を突き刺す

苦しみもがくボスを見た後、再び雲雀のもとに向かう




「大丈夫か?」



心配そうにはしてない雲雀に『あぁ』と答える