零度の華 Ⅰ


「手伝うって何する気だ?」


『今日の午後8時、ボスの部屋』



それだけ言うと桜(チェリー)は去った





何も理解できないまま雲雀(ラーク)は言われた通り、午後8時前、ボスの部屋の前にいる


ノックをするも中から返事が返ってこない



恐る恐る中に入ると誰もいない



周りを見渡してみると、1つドアの前に紙が落ちている


それを拾いドアを開けると目を疑う光景がそこにあった




服はボロボロに破れ、そこから赤く血が滲み鎖で繋がれている桜(チェリー)の姿に、銃を手にするボスの姿




「おい、雲雀。何故、ここが分かった?」



雲雀‐ヒバリ‐


それが雲雀(ラーク)の名前


『あたしが、呼んだ。時期ボスとして、今のボスの姿を見せるべきだと思って』



パンッ!!



乾いた音と共に火薬のにおい


桜(チェリー)の顔スレスレを銃弾が掠った




「ボス!!何しているんですか!?ルールに反します!」