零度の華 Ⅰ


しかし、それをモノともせずにサクラは難なくこなしていく


喧嘩は世話係の雲雀(ラーク)と互角


雲雀(ラーク)は4歳年上で、ここでは若くして結構強いと言われている





将来はボスの跡継ぎとなるような奴と互角に渡り合っていることに皆が驚く



「雲雀(ラーク)、桜(チェリー)。2人共部屋に来い」




ボスに呼ばれた2人は黙ってボスの部屋に行く



「わずか半月でこんなにも成長するとは驚きだ。才能を持っているんだな桜(チェリー)」


『雲雀(ラーク)の教えがいいだけ、です』


「流石、俺の息子だ。それより、桜(チェリー)実際に殺しをやってみろ」






表情を変えるのは桜(チェリー)ではなく雲雀(ラーク)の方だった




「ボ、ボス!まだ早いですよ!それに武器を使っての特訓はまだしてないんですよ!!」



そう雲雀(ラーク)が言うように、桜(チェリー)は武器を手にしたことがない