施設だからここにいる子供の年齢はバラバラで、どんな事情があってここにいるのかも人それぞれだが、殆どが捨てられた子供であった
少女が子供達に囲まれる男の様子を遠目で見ていると、もう1人の男に話しかけられる
「お前は皆のところに行かないのか」
『行く理由がない。群れる気もない』
「変わった子供だな。その髪と目を元々か?」
『そうだったら何?』
「そう睨むなよ。俺は避けたりしねぇよ」
『避けないでなんて言ってない。そんなのアンタの自由。あたしは何とも思わない』
男は少女の目を見る
悲しみなんて感情は抱いていなかった
少女は無表情のまま、淡々と話している
男は少女に興味を持った
2日目も男は少女を探し話しをする
「よ、はみだし者」
少女は男を見るとすぐに視線を逸らした



