零度の華 Ⅰ

雲雀はそれから一言も話さず、真っ直ぐに家へと戻った


素直じゃねぇか



あたしは家に帰ると素早くシャワーを浴びて寝巻に着替えた





現在23:35





体の重さ、気怠さに疲れなどに耐え切れず、ベットに寝転ぶ



これでいつでも眠れる状態だ




その時、閉めたはずの家の鍵が開く


あたしの家に入れるのは合鍵を持っているただ1人だけ


あたしは動くことなく、ベットの上で寝転んだまま






『何だ』


「様子を見に来た」



ベットの横へと歩み寄ってくる雲雀



「なんだ、もうダウンしているのか」


『いらない神経を使い過ぎて疲れてんだよ』


「これほどまで狼を疲れさせるとは、興味深いな」




雲雀の頭の中に浮かんでいるのは光華の奴等だろうか

それとも梟組ことだろうか

はたまた、警察についてだろうか





いらない神経という言葉に自分という選択肢は見当たらない

お前達のせいだ、という言葉は飲み込んだ




確かに光華の奴等や梟組、警察にも神経をすり減らされるが、その分楽しんでいる