零度の華 Ⅰ



「フクロウ、言ってもいいのかよ」


「隠し切れていない」



あたしと目が合う


どうやら、しつこくあたしが聞いてきたから仕方なく話したという感じだな




「零(ゼロ)に会ったのに、殺されずに生きているんだね」


雲雀の言葉で空気が変わった


「死んだ方が良かったか?」



梟の言葉で一層空気が悪くなる



「別にそんなこと言ってないよ。ただ、零(ゼロ)と対面した人に会えたことに驚いただけだよ」


「俺達も生きていることが奇跡だと思っている。本当だったら死んでいる」



空気はどんどん悪くなり重くのしかかっては、息苦しくなりそうだ

こんな空気を作り上げたのは紛れもなく雲雀のせいだ


雲雀がいる中でこの話を続けると後が大変だ

そう思ったあたしは話を変える