零度の華 Ⅰ


話に入る気は毛頭ない



「それより、3人はどうしたの?ずっと怖い顔をして」


3人とはあたしとずっと雲雀と話していた愛川以外



「そうですか?少しの間、考え事をしているだけですよ」


『朝からずっと考え事してるよね。何を考えているの?』


「お前に関係ない」


『ランにもそれを言うの?』





鮫島の扱いに慣れてきた


愛川の名を出せば必ず小さくなる



鮫島の口から聞くつもりが、まさか梟が言いだすとは思っていなかった



「昨日、零(ゼロ)に会った」


「零(ゼロ)って......殺し屋の......?」


「あぁ」



愛川はひどく驚いている


そして、当の本人はリアクションをすることなく、ただ黙って話を聞く