君の顔なんて見れるわけない。








下を向く私












『なに?』









君の声。






好き。
















「...す....き..。」







『.........................は?』













「あげたチョコ。本命。」













『........................え?』









状況が理解できてない様子の君。


















「本命だよ。」







自分も頭の中が真っ白で






全く上手に言葉にできない。





















『...がち?』

















コクンと頷く私。


















怖い。





答えを聞くのも





今、君の顔を見るのも






今こうなったことで





気まずくなって
もう話せなくなるかもしれない。




そんな最悪な事が頭の中をよぎった。