「まぁまぁ、おちつこ!」
星河京が私と尾ヶ崎らいの肩を痛くない程度に叩く




「分かった。」
私はうなづいた。
星河京に何かを言うのがめんどくさい。





ビュンッ…

小さな隕石がまた降ってきた。



一つ、二つ、三つ……数え切れないくらいふってきた。




その小さな隕石は高橋がさっきまでいた病院にぶつかった。




病院はグラグラ揺れて亀裂がはいる。




小さな破片が沢山上から降ってくる。





「あ、あのどこかに移動しませんか?」
高橋が両手で頭を守りながらそう言った。



「なら、近くのキャンプ広場はどう?」
倉木歩はあくびをしながらそう言い放った





「あー!あそこはとても広いしいいと思います!」
綺羅がうなづく。







確かあのキャンプ広場には広い原っぱがある


だから建物が崩れる心配もない。




「じゃあ早く行きましょう!」
高橋はみんなに聞こえるような大きな声で叫んだ。