「この高さなら下に降りれるよな?」
ここは二階だ。


でも今履いている靴は空を飛ぶくことができるから平気だ。



「もちろん!」
私は首を縦ににふる。

「じゃあ行くぞ」
窓に足かける。





ヒュュュッッッ___



フワァァ
靴が光る。
ゆっくりと地面へ着地した。



それは彼も同じだった。


私たちが着地した場所は美城ちゃんと綺羅ちゃんが待っている場所の反対側だった。



わたしの横にある看板に「入り口はあちら」と矢印つきでかかれていた。




「こっちに来てもらってもいいですか?他に人がいるので。」
私は彼にきいた。




「ああ。」
彼はうなづいた




少し歩いた。




無言で進んだ。

京はいるのだろうか…




美城ちゃんの姿が見えた。
「美城ちゃ…」

美城ちゃん達はその声に反応し私の方を向いた。


私含めみんな驚いた顔をしていた。




私が無事に帰ってきたこと?



京も無事に帰ってこれたこと?



ちゃんと『五人』揃ったこと?





いいや、『五人』じゃない















『六人』だからだ。