「じゃあ京でいいよね?」


「うん。その方がいい」




奥へ奥へと進む。

「ここが待合室かぁ」
京は待合室を眺めている。




そこには青色の一つ一つ繋がっている椅子が5つある。



「どうやら、あんまりこの病院は大きくないみたいだね」

京はあたりをみまわす


「そうみたいだね」

私はうなづいた。



ライトをつけていても薄気味悪い。


「こわ…」
つい言葉がでてしまった。




「あ、大丈夫?」
心配そうな顔で京が私を見つめた





「うん、大丈夫」




「そっか。ここにはいないっぽいから診察室でもみる?」




私はうなづく。


「えっと…診察室はこっちみたいだ。」

京が受付から左側を指差す。




私たちは診察室へ入った



診察室は三部屋ある。


最初は一番右側の薄い水色の引きドアのところからみることにした