クロイロキョウカイセン〜Be yourself!〜

「負けた。」



「勝った!」




「勝ったよ!」



上から私、星河京、高橋の順だ。




綺羅は待つ側と決まっているためじゃんけんには参加していない






つまり、
私と綺羅が待つ側で、高橋と星河京が行く側だ。




正直高橋と同じじゃなくてよかった



「じゃあ、俺とまほこで病院の中みてくるよ。」

星河京はそういいながら自分が来てたパーカーを脱ぎ下に敷いた。




そこへ綺羅をおろし座らせた。
「ありがとうございます。でも汚れちゃいますよ…」



「気にしないで」
さわやか笑顔だ。



行動がなんていうかイケメンだ。
絶対モテるタイプだろう。




私的には星河京みたいなタイプは嫌いだ。
誰にでも優しくて友達思いな感じが好みじゃない





なんか「アイツ」を思い出すから。




「よし!じゃあいこう。」
星河京は病院の方をみる




「早く見つけて早く戻ってくるからね!」
高橋はそういいながら手を振った。





二人は病院の中へと入っていった。



私と綺羅は外で待っている。


「…」


「…」




案の定無言だ。





風が強いため髪がみだれる




だからと言って建物したに隠れると危ない
理由はいつ建物がこっちにおちてくるかわからないからだ




綺羅は動くことができないから私は綺羅をみていた