「そうですよね、じゃあ私ここで待ってますね」
綺羅が悲しそうな笑顔を見せる
「えっと、そういう意味じゃなくて」
「へ?」
「待つ側と行く側に分けた方がいいと思うの」
「それはいいね」
「私は賛成です!ただ皆さんが良ければ…」
綺羅はこっちを向く。
「いいんじゃないの。」
別にどっちでもいい。
「美城もいいって言ってるし決まりだね」
星川京はうんうん、腕を組みながらうなづく
「二人と二人て別れよう。」
待つ側の一人は綺羅ときまっている。
「そうだね。どうやってきめる?」
「じゃんけんできめるのはどうでしょうか?」
綺羅の提案で皆んなが納得した。
「勝った人が行く側だから!」
星河京は最初はグーと最初の掛け声をした。



