「はぁ?」
私はいつも口調で喋ってしまった





「足ひねったみたい…です」





「そう…」
どうしよう…
私一人じゃ支えにすらならない。




それどころかまず支えることができるのか
だからと言って置いていくわけにはいかない





どうしよう…
とりあえず引きずるか…




童顔女子の手を引っ張る
ありえないほどに重い…





「あの…私置いていっていいですよ」
切なそうな笑顔。





こういう奴イライラする



こういう「私のことは気にしないで」みたいな人。見てて虫唾が走る


はぁ…



置いてくわけにはいかない。



『なぁ…大丈夫?』

私は目を丸くした。
そして童顔女子の顔をみた。




童顔女子は今喋ったのは私じゃないですよと、顔を横にふる。
座りこんでる童顔女子は後ろに指差した。




私は振り向く




後ろに男子がたっていた。
「なぁ…大丈夫?」
また言われた。





まさかここで会うとは
4人目に。