クロイロキョウカイセン〜Be yourself!〜

「手当て終わったし早く行こう」
美城ちゃんはそう言い立ち上がった



「うん。そうだね」
美城ちゃんは話したくないのだろう。




私だってそういうことがあるから触れないでおこう。





コンビニを出でまた走りだした。




「ねぇ」
美城ちゃんは前を向きながら後ろにいる私に言った。





「どうしたの?」





「さっき私高橋に聞かれたこと黙ったじゃんあんたもなんかあんの?」






「あんたもなんかって?」




「悩みとかあったの?」
美城ちゃんは走りながらそう聞いた





「うん。」
私は頷いた。







「あっそ」
聞いといてその態度は…と思ったが黙っておこう。






無言が続き走っていたらB坂商店街についた。





「やっとついたぁ」
私は疲れのあまり本音を述べた




「うん。」


美城ちゃんは早速スマホのSNSのアプリをひらいた。



【B坂商店街のどこにいますか?】


美城ちゃんが敬語の文ってなんか不思議だ