クロイロキョウカイセン〜Be yourself!〜

「美城ちゃんはよ、余裕だね…」


前を走る美城ちゃんにきいた。



「うん。小中学校でダンスやってたし」



「そ、そうなんだ」


美城ちゃんがダンスをやっているなんて意外だ。






そう思っているとき
こわれかけ廃墟のようなコンビニが目に止まった



「あ、ちょっとまって!」
私は美城ちゃんをよびとめた




「えっ!?」
美城ちゃんは走るのをとめた。




「美城ちゃん怪我しているでしょ?だから絆創膏もってくるいつ傷の手当てできるかわからないし」





「いや、いいよ。めんどくさい」
美城ちゃんは冷めた顔をした



どうみても痛そうなのに…



「すぐ持ってくるから!ばい菌はいるよ!」
私は美城ちゃんの手を引っ張り走ってコンビニへとむかった。




倒れたてわれた自動ドアを踏みコンビニの中にはいった。


美城ちゃんの手を離し絆創膏をさがした




「あった!」
絆創膏箱からだした。




「美城ちゃん座って!」