「ぇっと…私の名前は高橋まほこです
よろしくお願いします」




「睦井美城」

私、睦井美城は「高橋まほこ」の方をむいた




私を助けてくれたひとだ。



だけどこの敬語に少しイラっとする
「あんた何歳なの?」




「17です」
「それって高校2年?」




「は、はい」
「高橋まほこ」うなづいた。









「同い年なら敬語じゃなくていいよ」
めんどくさいし…







「はい…じゃないうん!」

「で、私のことはなんてよんでもいいから」


「これからよろしくね…美城ちゃん」


美城ちゃんか…はじめてよばれた


「よろしくね、高橋まほこさん」
「高橋まほこ」の方をむいた






「私ことのは呼び捨てでいいよ!」
「高橋まほこ」は笑顔でこっちむいた


「…じゃあ高橋って呼ぶから」
正直どうでもいい





「え…高橋…」
あからさまに嫌そうな顔をした


「何?」
じろっと高橋の方を向いた。




「な、何でもないよ‼︎」
顔が震えている。


「ところで今って何時くらいなのかな?」
高橋が私に聞いてきた。