『貴方達をこの世界に閉じ込めました。
この世界は電気がないです。そ、し、て
死んでもおかしくない状況です
生きることは困難ですよ…』





少し笑っているようにも聞こえた。
もしかしてこの声の主は楽しんでるの…





早くこの世界に閉じ込めた張本人に文句言いたい…




でも、私みたいなやつが文句なんて言えるわけないか…





近くにある高校の方にたくさんの雷
が降り注ぐ

私はとても怖かった。



『ですから気をつけて』
とクスクス笑われた。




もしかしたら…あそこに人がいるのかも…


この世界には『五人』の人がいるって言ってたし



でもここから歩いて言ったら何分かかるんだろ

そもそも危なすぎてあるけないよ





『ああ…忘れていました。近くにある綺麗な靴と一人ずつ違う武器を置いておきました。ぜひお使いください、それでは』




確かに今履いている靴はボロボロだ。
でもこんな奴からわたされたやつなんて…



そう悩んでる時だった。



わたしのほうにめがけて小さな隕石みたいな
ものが早いスピードで飛んできた。