私__高橋まほこは猛烈に疲れている。


私がさっき『倉庫』で持ってきたレジャーシート広い広い地面に敷いた。



レジャーシートは大きく、10人くらい座れるサイズだ。



「じゃあ。取り敢えず、綺羅の手当てをしよう。
だれか包帯とか持ってきた?」
京が綺羅ちゃんをレジャーシートの上に下ろした。



「持ってきた。」
美城ちゃんは手を挙げた。



さすが美城ちゃん。あの短時間でいつの間に。





「ありがとうございます!申し訳ないんですけど その…包帯を足に巻いてもらえないでしょう
か?」
綺羅ちゃんはお願いしますと手を合わせた。





「別に良いけど」
綺羅ちゃんの前で美城ちゃんはしゃがんだ。





美城ちゃんは素早く綺羅ちゃんの足へと巻いた。



「美城ちゃんって、巻くのお上手ですね!!」
綺羅ちゃんがキラキラした顔で美城ちゃんを見る


「もしかして運動部ですか?」