『倉庫』と言われるあのオンボロの物体は
かろうじて建物の形をしている。
「倉庫とかに非常事態用の道具とか食べ物とかが入ってたはずだけど、、、」
倉庫をガサガサといじる倉木君。
「あれじゃね?」
倉庫の奥に尾ヶ崎君が入っていく。
小さなダンボールの中に手を入れた。
「やっぱりな」
ダンボールを無理やり引っ張って開けた
「本当だ!スープですね!!」
綺羅ちゃんはいつもより高い声だ。
「ライターとかはあるの?」
美城ちゃんは腕を組みながら尾ヶ崎君の方を見る
「お前も探せよ!」
怒鳴る尾ヶ崎君。
「…」
美城ちゃんはしゃがむ。
そして無言で探し始めた。
黙々と皆んなで探し始めた。
皆んなと言っても京は綺羅ちゃんを背負っているから実質四人。
ガタンッ
『倉庫』の天井からパラパラと破片が落ちる。
かろうじて建物の形をしている。
「倉庫とかに非常事態用の道具とか食べ物とかが入ってたはずだけど、、、」
倉庫をガサガサといじる倉木君。
「あれじゃね?」
倉庫の奥に尾ヶ崎君が入っていく。
小さなダンボールの中に手を入れた。
「やっぱりな」
ダンボールを無理やり引っ張って開けた
「本当だ!スープですね!!」
綺羅ちゃんはいつもより高い声だ。
「ライターとかはあるの?」
美城ちゃんは腕を組みながら尾ヶ崎君の方を見る
「お前も探せよ!」
怒鳴る尾ヶ崎君。
「…」
美城ちゃんはしゃがむ。
そして無言で探し始めた。
黙々と皆んなで探し始めた。
皆んなと言っても京は綺羅ちゃんを背負っているから実質四人。
ガタンッ
『倉庫』の天井からパラパラと破片が落ちる。