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「ねぇ、ミアール。」
「何、マキマ。」
「ミアールは、あのこと、覚えてる?」
「覚えてるに決まってる。覚えてなかったら、こんなことしてないし。爆弾解剖なんて。」
「だよね。ごめん、変な事言って。」
「マキマ、何か考えてるでしょ。
顔に出てるよ」
「うう。ミアールは、何でも気づいちゃうね。」
「どんな事考えてるの?」
「あの日のことが、忘れられないといいなって思ってる。」
「私は、何があっても覚えてるよ、大丈夫。」
「私、今度コトールと話がしたいの」
「コトールには手加減しなよ。経験済みなんだから。また思い出させないでね。」
「狂わない程度にってことでしょ?そんなの分かってるよ」
「そう?ならいいんだけど。
気を付けなさいね。」
「はぁーい。」