雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》






「じゃあ私そろそろ行くね!」

「………」


私を黙って見つめる李月君


「李月君…?」

「あー、うん。じゃあね」



何なんだろう…?



疑問に思いつつも、私は屋上を後にした