「もう少しで一年経つのに
 まだまだ初々しいね~」

柊木先輩が李月君に言う


そう、あと2か月くらいで
付き合って一年が経つ

一年記念日はちょうど文化祭の日。


早かったな。
あっという間の一年だった


「……一年、か」

隣で李月君が呟いている


…………?

何か難しそうな顔をしている