星野君と見せる見せないで揉めていると 低い声が渡り廊下に響いた この声は… 「李月君…」 「風和、行くよ」 「え…」 李月君に腕を引っ張られる 引かれるがまま付いていくけど 後ろを振り向くと星野君が “頑張れ"と、口パクで言っていた