「櫻井君も楽しそうに笑顔だしね~ それに、今日も……」 その後の先輩たちの声は、ショックを 受けている私の耳には届かなかった ……きっと、嘘だよ。 放課後、李月君にちゃんと聞こう。 李月君って呼んでいいのも 女の子を呼び捨てで呼ぶのも においを嗅がせるのも 全部、私だけなんだって。