その時、ぎゅっと手が握られた
そのままズンズンと進む李月君


「り、李月君…」

「気にしなくていいから」


…何でだろう

李月君の言葉1つで不安なんてなくなる



「李月君の言葉は魔法だね!」

「ふ、何それ」


きっと、李月君は
私を元気にさせる魔法使いなんだよ。