――――次の日




「もう、風和。
 寂しいなら会いに行けばいいのに」

「うぅ~」


森崎風和、早くも寂しくて死にそうです

李月君に会いたい。
李月君のにおい嗅ぎたい。

昼休みは一緒にいられるんだから!

それまでの我慢。



「風和せんぱ~い!」


そう叫んで教室に
入ってきたのは日代ちゃん

やっぱり可愛いなぁ


「聞いてください!さっき櫻井先輩の
 教室行ってきたんですよ~

 それで少し話してくれました!」


え…?