「り、李月君…っ!」 それでも勇気を振り絞ってみる 「ん?」 いつも通り無表情だけど優しい眼差しで 李月君はこっちを向いてくれる 「あ、あの…ですね…」 「……?」 「…キスをしたいです……っ」 ううううう いつもはこんな恥ずかしいこと言わないのに 私の言葉に李月君は目を見開く でもそれは一瞬で 少しクスッと笑って 李月君の顔が近づいてくる 「風和から言うなんて珍しいね 止まらなくても知らないよ?」 早く三田君とのキスを忘れたい… その一心で私は目をつむった