わかった、やっとわかったんだ。 中庭に向かって俺は走り出す これ以上にないくらい全力で。 風和が怒った理由。 風和が傷ついていた理由。 風和が変なことを聞いてきた理由。 『李月君って呼んでいいのは 私だけだよね?』 『呼び捨てで呼ぶのは私だけだよね?』 全部、風和のSOSだったんだ