「李月君と別れたくないよっ、 あの優しい笑顔が見たい……!」 あの私に向ける優しげな微笑みに。 私の大好きな大好きな匂いに。 照れた時にやる手を口に当てる癖に。 私を「好き」と言う真剣な眼差しに。 もう一度、触れたい。 もう一度、会いたい。 もう一度、伝えたい。 李月君が大好きだって。