「貸して?」 「これ?」 「うん。」 秀ちゃんは、絵本の余白のページに 何か書き出す。 「何書いてるの?」 「この絵本、最後に王子様が 死んじゃうんだよな。」 「・・うん。」 「死んでたまるか・・・。 やっぱ最後はハッピーエンドだろっ!」 書き終えたようだ。 私にそのページを見せてきた。