そんなことを考えていると、はた、と我に返る。 「ちょ、ちょっと待ってね!すぐに支度終わらせるからっ!」 私は急いで鞄に筆箱とノートを詰め込み始める。 私のバカ!ハル君待ってくれてるんじゃん! ワタワタと焦る私に、ハル君は「ゆっくりでいいよ」と笑った。 ……そんなこと言われても、ハル君に迷惑かけたくないもん。 ハル君を待たせたくない一心で、素早く支度を終わらせ、鞄を肩にかけた。 「待たせちゃってごめんね…」 出来る限り早く済ませたけれど、待たせたのは事実。 私はぺこりと頭を下げて謝る。