三月生まれの君へプレゼント



「ハル君お待たせ‼‼待った?」


「全然。じゃあ、帰ろうか。」


「あ、ちょっと待って!」


いつもみたいに、ふわりと頭を撫でて笑うハル君を止める。


一回、深呼吸して気持ちを整える。

下を向いた顔を上げ、私は息を吸った。


「私、ハル君が好き。……幼馴染としてでも、友達としてもじゃなくて」


呆気にとられるハル君にニコッと笑って見せる。


「私、ハル君ともっと一緒にいたい。
…私と、お付き合いしてください」