三月生まれの君へプレゼント


ハル君に頭をフワフワと撫でられる。
……そうしてしばらくいると、どこからか睡魔が襲ってくる。


「眠い?」


そう、ハル君に尋ねられ、私はうん、と頷く。


「いいよ、寝ちゃいな。俺ももう少しいるから」


お休み、とハル君の声を聴きながら瞼を閉じた。



〝胸のあたりがギュってして切なかったり、もっと一緒にいたいって思ったり〟


__香織ちゃん、言ってたこと分かったよ。

私、違うって思ってたけど香織ちゃんの正解みたい。



もっとハル君と一緒にいたい。ハル君の一番近くにいたい。

すうっと意識が溶ける中、色々と悩んでいたものの答えに辿り着いた。