三月生まれの君へプレゼント


「ん!?あ、や、大丈夫!落ちてびっくりしただけだよ!元気元気!」


私はそう言って、お粥を食べ始めた。


……いけないいけない。なんで香織ちゃんの言ったことを思い出すの、私。


〝陽菜はさ、遥先輩の事好きなんじゃない?恋愛対象として〟


いやいや。違うよ。絶対。

今顔が赤かったのだって、距離が思ってたより近くてびっくりしただけだし。
まずは、お粥食べることに専念しよう。


そう考えて、私はパクパクと口に運んでいった。