「おっと危ない。…こら。熱あるんだから大人しくして」
来ると思っていた衝撃の代わりに、ふわりとした感覚。
それでもって、耳のすぐそばで聞こえる、優しい声……__
「うぇ!?ハル君!?大丈夫!?怪我は!?」
「大丈夫だよ。陽菜ちゃんこそ、痛いとこない?」
私も大丈夫、ありがとう、とお礼を言って布団に戻る。
ハル君が支えてくれたおかげで、落ちても痛くなかった。
ほんと、迷惑かけてばっかりだよ…
そういえば、落ちた時顔近かったなぁ。
私の髪がかかるくらいの至近距離で…。
「お粥と薬持ってきたよ。食べれる…って陽菜ちゃん?顔、赤くない?熱上がった?」

