三月生まれの君へプレゼント



「……いやいやいや。香織ちゃん考えすぎだよー」


香織ちゃんから来た内容に、ないない、と首を振る。


「うん。ない。絶対ないありえない。」


「陽菜ちゃん、そんな勢いよく首振ったら熱上がっちゃうよ」


「はーいハル君。…ハル君!?って、うわっ‼‼」


ばっと声の聞こえた方を向くと、お盆を持ったハル君がいた。

あ、持ってきてくれたんだ、とお礼を言おうとして視界が急激にぶれる。


あ。やば。勢いよく振り向きすぎて布団から落ちた。

そんなことを考えてきゅっと目をつぶる。