三月生まれの君へプレゼント






鳴り響く電子音に、数字を見てみれば。


「さ、38度…壊れ…てないよね?」


私は数字を見て頬がひきつったのを感じた。
これはいわゆる、知恵熱、ってやつ?


__香織ちゃんが私のもとによくわからない問題を残して帰った翌朝。

私は過去最高記録の熱を出した。


理由は簡単。夜遅くまで悶々と考えていたから、だと思う。


「とりあえず寝て!で、これおでこに貼って!ゼリーとか今から買って来るから!」


ママに布団へ連行される途中、

パパがボ〇ト並みの速さでお店に走っていくが目の端で見えた。