三月生まれの君へプレゼント


「んんー…ま、何とかなるか。…ねぇ陽菜?」


なに?と首を傾げる。

口を開けて閉じて開けてを数回繰り返した後、意を決したのか香織ちゃんが真剣な顔で私に問うた。


「…先輩と話してるとさ、色々感じたりしない?」

「色々…」


香織ちゃんの言ってる意味が分からなくて、言葉をオウムのようにまねる。


「例えば、胸のあたりがギュってして切なかったり、もっと一緒にいたいって思ったり」


「凄い!!!何で知ってるの!?」


「凄く…はないけど」