三月生まれの君へプレゼント



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「ハル君……明後日、卒業だね」


下校中。昨日までは触れなかった卒業式の話題を持ちかけてみる。


私は嫌で嫌で仕方ないけど、ハル君はどうなんだろう?

そんな興味本位からだった。


「そしたら遂に俺は大学、陽菜ちゃんは高三か…」



あんまり実感ないな、とハル君は頬を掻く。


「ん…?そういえばその日、俺、誕生日なんだっけ。

なんていうか、そういう偶然って面白いよね」


クスクスと笑うハル君は卒業を何とも思ってないみたいで。
私は返事を出来ないでいた。