*港side*




陽の温もりを感じながら1時間。


ベッドの中で、寝息が聞こえるのを待つ。




ふわふわの髪を撫でながら。


そっと肌に触れながら。






「当日は仕事でしょ…?」



ポツリと陽が呟いた。




「誕生日の日はオペはないから」


「無理しなくてもいいよ…?」