隣の席の瀧くん





「一ノ瀬さん、何故僕じゃないとダメなんですか?」


「えっ、何故って…」



あれ、なんか瀧くん意地悪な様な…


あたしが目をすっごい泳がせ、あたふたしていたら、



「フッ、何でもありません。
遊園地いいですよ、僕で良ければ」



え、



「いっ、いいの?」


「はい。いつですか?」


「明日なんだけど…」


「随分急ですね…」



ですよね…