…あれ、一瞬時止まった?




「………え、」


「…まぢです」



またまた目が点になる杏。


ほら…やっぱりリアクションに困ってるじゃん。

言わなければよかった。




「…ごめん、正直びっくりしすぎて言葉が出てこなかった。」


「うん。気持ちは分かる。あたしも自分で気付いた時やばかったし」


「でも何で?きっかけは?」




あたしは杏に全て話した。

コンビニや公園、図書室での出来事。今まで隠してた事全部。




そしたら



「えっ、待って、あいつちょーーーーーーーーーいい奴じゃん」




たんじゅーん。