坂村くんが出て行ってシンとなる図書室。 「はぁー…」 あたしのため息が響く。 後悔、してない?よね。 大丈夫、坂村くんはきっといい人。 「あんたって本当にバカですよね 嘘つくの下手すぎます」 え。 誰、ここにはあたししかいないはず。 「ごめんなさい。盗み聞きするつもりはなかったんですけど」 たたたた瀧くん?!?!! 隅っこの本棚からゆっくりと現れた瀧くん。