「……一ノ瀬さん」 「ん?」 瀧くんの部屋は静かで、それがすごくよりあたしを緊張させる。 瀧くんの右手がそっとあたしの頬を包む。 「……っっ」 思わず目をそらしてしまう。 「こっち見て」 瀧くんが甘くそう言うからーー… 「瀧くん…好き」