真桜「真笑…もう遅いから寝なさい」

真笑「ごめんなさい」

ビクッとしたあの子は私に謝って二階へ上がっていった

真桜「どうしてだろう…?」

晃輔「冷たいですね。自分の娘なのに」

冷たい、かぁ

真桜「そうですね。わかってはいるんですけどね。あの子はあいつじゃないと頭では理解できているんですけどね」

晃輔「あいつじゃない?」

あ、口が滑った

真桜「ごめんなさい。気にしないでください」

言えるわけないよ

晃輔「そうですか…なら理由は聞きませんが、あの子はこれから僕の娘にもなるんです。
2度と冷たくあったりすることのないように、お願いします」

2度と…

真桜「それができたらいいんでしょうけどね」