「いーえ、そうです!凄く女っぽいです!」
力強く肯定されてしまった。
「キレイな足ですよ。旦那さんに見せてくれば?」
喫煙コーナーで見かけましたと言われ、ドキン…と胸が鳴ったけどーーー
「後からでいいよ。今日も商談あるから気を抜けないし」
いつもの私らしくない格好だけど、商談だけは今まで通りのモチベーションを維持してやろう。
「っんもう、残念ー!」
津田ちゃんは私の言葉に足をバタつかせ、「呼んで来ましょうか」と立ち上がったけど断った。
「いいの。彼も暇な訳じゃないから」
商談の準備を始めようとする私に津田ちゃんも仕方なく合わせる。
「そう言えば今日はオータムアイテムが届く日でしたね。市場に出回るよりも先に商品が見れるなんてラッキーですよね!」
嬉しがる津田ちゃんの気持ちはよく分かる。
私も営業部に配属されたばかりの頃、それが嬉しくて面白かった。
「いい商品を世の中に出せたらいいなぁ〜」
お客様目線にならないと…と言いだす津田ちゃんに微笑み、ヤル気を失くしてる間に随分と成長したんだな…と気づいた。
「うん。一緒に考えていこう」
心強い…と思ってハッとした。
私は自分がリーダーになったからと言って、何もかも一人でやろうと思わなくても良かったんだ。
力強く肯定されてしまった。
「キレイな足ですよ。旦那さんに見せてくれば?」
喫煙コーナーで見かけましたと言われ、ドキン…と胸が鳴ったけどーーー
「後からでいいよ。今日も商談あるから気を抜けないし」
いつもの私らしくない格好だけど、商談だけは今まで通りのモチベーションを維持してやろう。
「っんもう、残念ー!」
津田ちゃんは私の言葉に足をバタつかせ、「呼んで来ましょうか」と立ち上がったけど断った。
「いいの。彼も暇な訳じゃないから」
商談の準備を始めようとする私に津田ちゃんも仕方なく合わせる。
「そう言えば今日はオータムアイテムが届く日でしたね。市場に出回るよりも先に商品が見れるなんてラッキーですよね!」
嬉しがる津田ちゃんの気持ちはよく分かる。
私も営業部に配属されたばかりの頃、それが嬉しくて面白かった。
「いい商品を世の中に出せたらいいなぁ〜」
お客様目線にならないと…と言いだす津田ちゃんに微笑み、ヤル気を失くしてる間に随分と成長したんだな…と気づいた。
「うん。一緒に考えていこう」
心強い…と思ってハッとした。
私は自分がリーダーになったからと言って、何もかも一人でやろうと思わなくても良かったんだ。

