曖昧な君に振り回されてる



神山さんが出ていくと、休憩室は静かになってしまい、私はどうしてあげることもできず、自分のいた所に戻り、弁当の残りを食べる。

世界史の問題集を眺めていても、佐々木さんが体調悪いのに、私はこんなことしてていいのか、と思ってしまう。

寒くないですか?とか、声かけたほうがいいのか、とか・・・。

こういうとき、どうしたらいいのか分からない。

神山さんと違って、私は何もできないダメ女だな。

「・・・テスト勉強してるの?」

弱弱しい声が、聞こえてきた。

「え・・・。あ、はい」

やってるようで、全く頭に入ってないことは、興味ないだろうから短い返事をした。

「テスト近いもんね・・・。あたしも今年受験生だから、昨日夜遅くまで勉強してた」

それが響いたのかな・・・。と呟いて、腕を頬に置いて、苦しそうな顔をした。