歌うことだけが、この大きな町で暮らす私にとって一番の癒しなのだ。

木々をすりぬけて奥へ奥へと続く小さな道を30分ほど歩き、いつもの場所にたどり着いた。小さな小川がながれ、自然の音以外なにも聞こえないこの空間…。
「♪~♪~…」
私はすぐさまに歌いだす。
この時が一番幸せ…。
好きな歌を好きなように歌う…。すごく気持ちがいい!